2016年7月7日木曜日

ダマダルタルさん






数ヶ月前から DogMan-iaで こっそり存在感を放っている 謎の物体。

すでに お気づきの お客様もいらっしゃっいますが、「 このコは一体何〜?? 」と だいたい 驚かれます。

トリ? コアラ? ペンギン? ナマケモノ?恐竜にも見える。。。 

更には 神様みたい!! 夢に出てきそう。。。と 様々な ご反応。





大きな鼻と目が ありえない位置にあるけれど どこかで見た事のあるような バランス???

鋭い爪を 隠し持っているけれど 思わず触りたくなるような フワッとリッチな毛並み。

一丁前に 長いシッポまで 生やしています。






何とも表現しにくい 風変わりな物体・生き物・置物? は。。。

ダンスパフォーマーとして 活動しているお客様の ユニット名である 『 ダマダムタル 』 を 

私MAYOの イメージする 「 謎の生き物 」として 製作をしてほしい! 完全に おまかせで。。。と

嬉しくも プレッシャーのある ご依頼を受け 作らせて頂いたモノです。










もともと ベルジアン・グリフォンのBlowと 共に暮らしていた 依頼主である お客様。

お散歩も興味ないし 眠る事が大好きで ほとんど寝ているのだけど(笑) マイワールド全開な 犬らしからぬ犬だった Blow.


「 Blowのような犬には もう絶対 出会えないだろうと 深く思えるほど 見た目も性格も 全ての理想が 現実になって現れた。。。

この10年間 存在していることが 本当に奇跡で 言葉で言い表す事が 難しいほどの 特殊な存在。 」

飼い主さんは Blowのことを よくそんな風に 話してくれていました。






DogMan出身の Blowには 生後2ヶ月過ぎに ちょっとした 健康トラブルが ありました。

ブリーダーさんから来て すぐの頃、さっきまで元気だったのに ゲージの奥で ぐったりしている Blowを発見し すぐさま病院へ 向かう江頭さん。

いつでも慎重派な 江頭さんが 慌てすぎて 運転席ではなく 助手席へ座ってしまったという エピソード付きです。。。(笑)

結局ケロっと 回復しては また落ちて・・・を 数回ののち 体調も安定して 今の飼い主さんと 出会うことになりました。






< どこかで見た事のあるバランス >とは、 そのBlowの生き写し ではないけれど グリフォン顔にした 意味がありました。

全ての理想が 詰まったていたならば、またカタチ にしてみたい。

そして DogMan-iaの ナチュラルでインパクトある デザインを施した カットスタイルをお好みな 依頼主さんのイメージに 寄り添いつつ、

思いっきり自由に 空想世界の謎の生き物 「 ダマダルタル 」を 表現させてもらいました。








下北沢で行われた ダンスパフォーマンスは、 『 再生と覚醒 』という 凄まじいテーマ。

アコーディオンと歌 タブラといった インドの民族楽器に 電子音楽、そして 男女のダンスパフォーマーが 表現する 非現実的な世界。

その舞台で 私の製作した ダマダルタルさんは パフォーマンスで ダンサーの手に抱えられて 一緒に踊ることとなり

「 あれは一体なんなんだろう。。。 」と余韻を残すような 表現の一部にと なっていました。

自分の作品に 命が宿る瞬間は また 格別な喜びが 込み上がりますね。。。 





私自身 こういった製作は 初めてで 愉快なチャレンジでした。

とてもクリエイティブで 刺激的な時間に 参加させてもらい 嬉しく思っています!









そんな ダマダルタルさんは ちょこんと DogMan-iaの片隅で 今日も こっそり異様な存在感 醸し出しています。

中には 怖い。。。という声も もありますが なかなか 愛嬌のあるコだと 思っています(笑)

皆さんも よければ 会いに来てくださいね!











my life with dogs...